COLUMN

コラム

おすすめの本:二十歳の原点

第25回目のおすすめの本を紹介していただくのはエンジニアのIMさんです(入社6年目)

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私が何遍か読み返している本の一つとして、「二十歳の原点/高野悦子」をご紹介。

この本を最初に手にとったのは、中学時代の教室にあった担任のロッカーに立てかけてあったのがきっかけ。

中学のときの私にとっては、その内容の描写が、とてもインパクトがあり書名を覚えることに。
それ以降、漠然と読み直したくなる本となりました。

今回あらためて読み返してみました。
著者は20歳で自死されており、その日までの、無垢に近い心の言葉を読み直すと、今のSNSに見られる自己欲求と承認欲求ばかりの言葉に辟易の感があります。

本の時代背景は、学生運動の頃だったりして、おっさん世代向け?かもしれませんが、どの時代でも、孤独感や不安感、自分の未熟な部分への葛藤、失恋といった、人として生きているが故に経験するであろう心の叫びを代弁をしてくれている詩の一つと思います。

特に男性は、この本では、女性の心の葛藤や、「どう思うか?」については、勉強になるかもです。

よろしかったら、斜め読みでもしてあげてください。