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コラム

おすすめの本:MM9(エムエムナイン)

第31回目のおすすめの本を紹介していただくのはエンジニアのTTさんです(入社6年目)

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週末にシン・ウルトラマンを観てきました。
庵野秀明監督のシンシリーズ二作目として映画ファンはずっと楽しみにしていた作品でした。

自分は年間50作以上を観に行ってるので一般的には映画好きの部類だと思いますが庵野作品を観るのはこれが初めてでした。
ネタバレしない範囲で作品の紹介をしますとウルトラマンとてもカッコよかったです!期待値を上回る作品でした!(語彙力・・・

そんなわけで本日紹介する作品は「MM9」という作品です。

実は当初は別の作品を紹介する予定でしたが映画を観て気が変わりました。
「MM9」はSFモノで舞台は現代の日本です。小説の世界では怪獣と呼ばれる巨大生物が存在し、台風や地震などと同じく自然災害として扱われています。
日本では気象庁が怪獣災害を管轄していて予報や警報、対策を行っています。察しがつくかと思いますが、災害対策を行う”気特対”の奮闘を描いた作品です。

SF小説や推理小説を評価する際に「読者を裏切るような仕掛けや設定、新鮮さ、斬新さ」が重要だと思っていて、この小説では”怪獣災害”という設定が自分には斬新で興味を惹かれました。

サクっと読めるような内容だと思いますので、難しい設定を考察するのが好きな人や重厚な物語が好きな人には物足りなさを感じるかもしれませんが値段もお手頃で待ち合わせや暇つぶしの合い間などのちょっとした時間にはぴったりの本だと思いますのでぜひ手に取って見てください。