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コラム

おすすめの本:NO RULES 世界一「自由」な会社、NETFLIX

第13回目のおすすめの本をご紹介していただくのはエンジニアのSSさんです(入社3年目)

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皆さんは休日をどのように過ごされていますか?
私の場合は、Netflixで映画やドラマ、アニメを観て一日が終わってしまいます。
もう少し有意義な過ごし方をしなくては、と思うのですが、なかなか。

好きな作品は、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』や『梨泰院クラス』、『愛の不時着』などで、特に、韓国ドラマにはまってしまったのが失敗ですね。
韓国ドラマは、基本的に1話が60~70分の長さで全16話あり、1話1話しっかりと次の話が気になるような構成になっています。

さらに、どの動画配信サービスもそうだと思うのですが、1話が終わると次の話に自動で進んでしまうので、もう1話だけ、とついダラダラと観続けることに。

そんな私がご紹介する本は、『NO RULES 世界一「自由」な会社、NETFLIX』です。

この本には、郵送DVDレンタルの小さな企業から、世界190ヵ国に会員を要する動画ストリーミングサービスの世界的企業へと成長したNetflixの企業文化が、社員へのアンケートを交えて書かれています。
そのNetflixの企業文化は、「自由と責任」のカルチャー、と紹介されています。

社員に守るべきプロセスを与えれば、自らの判断力を働かせて考える機会を奪ってしまう。そうではなく自由を与えれば、質の高い判断ができるようになり、説明責任を果たすようになる。それによって社員の幸福度や意欲は高まり、会社も機敏になる。
という考えのもと、休暇規定を廃止したり、意思決定の承認を不要としたり、社員が最高のパフォーマンスを発揮できるような環境を整えているそうです。

実際に、「自由と責任のカルチャー」を生みだしていく方法が、
・能力密度を高める
・率直さを高める
・コントロールを減らす
という3つのステップを踏みながら、説明されていくのですが、かなりストイックな内容

スター以外には即座に十分な退職金を払い、スターを採用するためのスペースを空ける

などがあり、プロスポーツチームのような印象を受ける組織作りになっています。
リスク管理よりもスピード感やイノベーションが重視されるエンターテインメント業界だからこそ成功している企業文化ですね。

似たような業界?に属している身として、この本を読んで憧れと脅威を感じたので、ご紹介させていただきました。