COLUMN

コラム

クライミング

第17回目のコラムは札幌勤務のエンジニアSYさんです(入社4年目)

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本日は、私が子どものころからしているスポーツ「クライミング」についてご紹介したいと思います。

皆様はクライミングというスポーツをご存じでしょうか。屋内に設置されたカラフルな石がつけられている壁や、あるいは屋外の岩や崖を登っていくスポーツです。
テレビなどで取り上げられることも多くなってきたので、見たことがある方も多いと思います。

私自身は小学4年生のころよりクライミングを初めてどっぷりはまってしまい、高校生の頃には国体に出場するほどがっつり練習していました。そんなクライミングの魅力を是非ご紹介していきたいと思います。

魅力① 全身を使うスポーツであること
よく友人等にクライミングの話をすると、「やってみたいけど握力が全然ない~」というようなことを言われがちなのですが、握力や腕の力だけが必要なスポーツではないです。
実際に壁を登ってみると、指、腕はもちろん、肩、胸、腹筋や背筋、下半身も太ももから足先まで文字通り全身の筋肉が動いているのがわかると思います。
また、筋肉だけでなく頭もかなり使います(これは突き詰めていけばどのスポーツもそうですが)。パズルのように手順、足順が複雑で、決して筋力だけでは登れないようなルートもたくさんあります。
全身の筋肉をうまくつかったり、またルートについてよく考えてみたりとそのバランスがとても絶妙でいつまで続けても飽きないです。

魅力② 成長の実感が得やすい
クライミングは、あるルートを登れた、登れなかった、あるいはここまで進んで落ちてしまったというように、自分の実力が結果にとても反映されやすいスポーツです。
全国共通で級や段というようなグレードがルート毎に決まっており、「今日は3級の課題を4本落とせた(登り切った)」「初めて初段の課題をクリアできた」というように、自分の成長が目に見えて実感できてとても楽しいです。

魅力③ 練習仲間を作りやすい
クライミングジムはその環境上、人に声をかけやすいと思います。自分よりうまそうな人にトライしているルートのコツを教えてもらうも良し、同じくらいのレベルの人に声をかけて同じルートにチャレンジしてみるも良しです。
運動がなかなか続かないという方も、練習仲間がいるという環境だと続けやすいと思います。
知り合いが増えればクライミングはもっと楽しくなると思いますし、さらに興味があれば経験のある方たちと実際の外岩を登りに行ってみるということもできると思います。

魅力④ 大会の観戦も面白い
クライミングは観戦もとても面白いです。複雑なルール等もなく、基本的にはどこまで登れたかということだけを競うので(例外としてスピード競技は速さですが)、予備知識などなくても純粋に楽しめると思います。
クライミングの界隈では「ガンバ!」という声援がよく使われます。まだ誰も到達していない、どう見ても無理そうな箇所を突破した瞬間に会場が一体となって盛り上がる感覚は本当に興奮します。

おわりに
最近またコロナウイルスが流行りだし、なかなか外出するのも難しい状態が続いているかと思います。身体もなまってしまっているかと思いますので、コロナが落ち着きましたらぜひクライミングをはじめてみませんか。
ちょっとでも興味がありましたらお近くのクライミングジムを探してみてください(東京は札幌の数十倍のクライミングジムがありうらやましいです…)。