社員インタビュー/第3回
今回はエンジニア歴も長く、入社7年目のJTさんです！
これからのSES業界のことも考えていらっしゃって、ベテランならではのお話が伺えました。
口下手と仰っていましたが、全くそんな事はなく1時間があっという間に過ぎてしまうくらいリラックスしてインタビューさせていただきました。
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◎JTさんは前職ですでに自社の開発をバリバリされていたそうですが、グルーコードに入社されて何か変化はありましたか。
JT）そうですね、グルーコードに入社してからという事だとまずはSESが初めてだったので勝手がわからず苦労しました。
右も左も分からない状況で一人で入ったので、上司にあたるのが誰で、誰に指示を受けたらいいのか分からないとか勤怠はどうしたらいいのかなど、数ヶ月くらい悩みましたね。
◎仕事内容というよりも、それ以外のところで苦労されたんですね。
JT）むしろ最初の職場の仕事内容は難しくはなかったので、全く問題ありませんでした。毎日早めに終わらせられるくらいのレベルだったので。
ただもう一つ大変だったのが、他の会社の新人枠の方がたくさん入ってくるんですが、あまりにもものの作り方・考え方を知らな過ぎて教えてあげなきゃいけなかったってことですね。
◎自分の仕事をこなしつつチームの方に教えるのは大変そうですね。
JT）大変でしたが、例えば新人さんが10のうち3できましたと持ってきたものが、ちゃんと3できていればいいですが、それが全然違うものを作っちゃったりするんです。そのときに１からやり直すのは結局自分なので、それなら教えた方が効率がいいなと。
もちろんその会社にも教える立場の上司はいるんですが、その人よりもスキルもキャリアも自分が上ということもあって、自然とこちらが教育から仕事の進め方まで仕切るような立場になっちゃってましたね。
◎そうだったんですね。
ちなみにお子さんが2人いらっしゃって、家事もかなりの割合でされていると伺いましたが、お忙しい中ご自分の時間はどのように使っていらっしゃるんですか。
JT）空いた時間ができるとパソコンを開いて、ちょっとしたものをつくっています。
例えば、地元のコミュニティバスがあるんですが、その時刻表が凄く見づらいんです。なので自分で見やすいように検索をかけられるようにつくったり、あくまで自分用なので適当ですけどね。
あとは子供の試験勉強用の問題をネットから探してきてデータとして入れて、勝手にどんどん問題がでてきてテストができるようなものですとか。
◎実用的で勉強も兼ねてていいですね！
JT）ものづくりってやっぱり、使ってもらう人がいないとモチベーションが上がらないので、そういう意味ではすぐフィードバックももらえるし、子供なので「ここがおかしい」とか「ちょっと使いにくい」というようなことも遠慮なく言ってもらえます。
自分では使いやすいと思っていても、子供だとここはこうやらないと分からないんだっていうことに気付けるので勉強にもなりますね。
◎今プログラミングの教室も増えてますが、教室に行かなくても自宅でお子さんに教えたりできそうで良いですね。
JTさんはエンジニア歴が長いですが、今後はどのようなお仕事をされていきたいと考えていらっしゃいますか。
JT）技術の進歩にはついて行けなくなる年頃ですし、若い技術者を育てる方に進んでみたいとも思ってます。プログラミング教室なんかもいいんですが、将来的にはもっと実務で若い子たちに今まで現場で身につけた技術やノウハウを伝えるような仕事をしていきたいですね。
◎研修や勉強会の講師のようなことでしょうか。
JT）そこまで堅いものではなく、ただ教えるだけだと漠然として具体例がないので、学校に行って授業を受けているのと変わらなくなってしまう。おそらく1年やったとしても3ヶ月分も身にならないと思います。
教科書で習えないようなことを、OJT担当として一緒に案件を進めていきながら教えていければ一番いいのかなと。
これまで行った現場でそういう若い子が多かったんですよ。いきなり現場に入れられてもどうしていいかわからないまま動いていたので、最初にちゃんとその現場や案件に合った教育をしてあげるだけでその後の働き方、考え方が違ってくると思います。
◎なるほど。最初のお話で、SESでチームの方に教えていたと仰っていましたが、それがきっかけで新人の教育に興味をもたれたんでしょうか。
JT）最初は教えないとこっちが困るから教えていたんですけどね、教えれば教えた分だけできるようになるとやっぱり嬉しいです。
自分も新人の頃教えてもらってきたからというのもありますが、SESという業界がそういう形になりきれていないのが課題だと思うので、今すぐにではないですがそこに何らかの形で貢献していきたいなと思っています。
◎話していてとても穏やかで安心感があるので、教育者としてのJTさんもとても楽しみです。本日はありがとうございました！