COLUMN

コラム

おすすめの本:生き方

第30回目のおすすめの本を紹介していただくのは札幌勤務のYMさんです(入社5年目)

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札幌のYMです。最近家の近所(家の裏)で熊が出ています🐻

さて、おすすめの本ですが、稲盛和夫さんの「生き方」をご紹介します。
※グルーコードに入社して何かの会でも軽く紹介したかもしれません。
「生き方 稲盛和夫 (著)」

まず、私がこの本を最初に読んだとき(20代後半?)は胃がキリキリしました。なぜキリキリするかは紹介文を読んでもらえると何となく理解してもらえるかと思います。
<こんな人におすすめ>
・頑張っているのになかなか成果がでないけどもう頑張れないと思う
・結果が出ないことに課題がある人
・なかなか頑張る気力が湧かない人
・生きるとは何か?を一度真剣に考えてみたい人

今回は語ると長くなるのでポイントだけご紹介します。
尚、以下の「」はこの本に書かれている文章を用いています。

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「仕事をやり遂げるにはたいへんなエネルギーが必要、そのエネルギーは自分自身を燃え上がらせることで起こってくる」

いやぁ、そうだよね。とエネルギーが必要なのではなくたいへんなエネルギーが必要であり、それは自分自身でつくらなくてはいけないのです。
やり遂げるというのは結構大変で、簡単にいうと”結果を出す”というのがやり遂げるということです。80%では満足せず100%以上を求めることです。

結果が出ないことに悩んでいる人はもしかしたらエネルギーが足りていないのかもしれません。しかし、エネルギーなんて残っていないよと思う人は多いと思うし、初めて読んだリトルYMもそう思ったと記憶しています。

<以下仮想の会話>
YM:深いため息をつきながら「自分自身を燃え上がらせるにはどうしたらよいのですか?稲盛さん」
稲盛:「自分が燃える一番よい方法は、仕事を好きになることです。
YM:「仕事を好きでしているかというと好きではありません。ただ自分に与えられた責任を全うするという観点でしか仕事をしておりません。なので、仕事を好きになりなさいと言われてもそれは無理です、稲盛さん」
稲盛:「とにかくまず一生懸命、一心不乱に打ち込んでみることです。

この一文を読んでまじかぁ、と思いとても辛い気持ちになりました。当時の自分も一生懸命取り組んでいる気でいたのですが、それでもまだ足りないよと言われている気がしました。

稲盛:「もう少しがんばってみる、腹をくくって前向きに取り組んでみる、それは自分に打ち勝つことである。

一生懸命取り組んでいるがそれでも足りないからもっと一生懸命やりなさい、ということが辛いと書きましたが、
自分に打ち勝つことと考えた時に自分にはまだ出来ることがあると思い、その辛い気持ちが和らいだことが印象に残っています。

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一般人からすると結構狂気的な本なので、本当に心がしんどい時は読まない方がいいかもしれません。しかし、実現させたい思いや夢がある人はぜひ一度読んでみてもらえればと思います。どんな成功者も狂気じみた努力や苦悩をしていると分かるだけでも心が前向きになります。