COLUMN

コラム

お酒の話

第20回目のコラムは東京勤務のエンジニアのJTさんです(入社7年目)

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人生の折返し地点を軽く超えた身としては、自身の経験からお役に立つお話を…と思うわけですが、残念ながらそんな大層なものを持ち合わせておらず、大好きなお酒の話をさせてください。

みなさん、お酒は飲まれますか?
私はよく呑まれて…いや、呑んでます
リモートワークになる前は、週1〜2のペースでちょっと下品なマスターのいる行きつけのバーで経済を回していました。
好きなお酒は「BOOKERS」というちょっと強めのバーボンウィスキー。ちょっとと書きましたが、正確にはアルコール度数63%。もちろん火も点きます。点けませんが…。

若い頃の私にとってお酒の席というのは、友人たちとただひたすらに酔っ払うまでがっつり飲んで騒いで、単純にその場を楽しむだけのものでした。
そんな私が少し成長して、ちょっと勇気を出して一人飲みというものをするようになって、なんとなく自分にとって美味しいお酒の飲み方というのが少し分かった気がしました。

まず、自分のペースでゆっくり飲むこと。
居酒屋で生ビールをぐいっとあおるのもいいですが、マスターや常連の方々と他愛のない話をしつつ、ゆっくりとグラスを傾けると、酔いもゆっくりと進みリラックスした時間を過ごせます。

それから、食事と一緒に楽しむこと。
食中酒などと言うと肉料理に赤ワインなど高級なイメージがありますが、そうでなくとも何かしらの料理とそれに合うお手頃なお酒の組み合わせで、意外な味が楽しめたりします。
まあ、なんなら唐揚げにレモンサワーでも大丈夫です。

もうひとつは、お酒そのものに興味をもつこと。
私の自宅の徒歩圏内に小さな酒蔵があり、そこで働いている知り合いと飲むといつも日本酒の作り方を語っていました。たお酒の作り方や売り方などお酒そのものを知ると、どれが自分に合っているかなども分かってきます。
ちなみに私、日本酒は大好きなのですが、たいてい飲みすぎてお店に記憶を置いてきてしまうのが難点です…。

と、こういった感じで、少しずつ飲み方のを学んできた今の私にとって、お酒は酔うものではなく味わうものとなりました。

「若者のアルコール離れ」という言葉が言われるようになってずいぶん経ちます。
みなさんの中にも「お酒は美味しくない」「飲み会はいやだ」という人もおられるでしょう。

確かに、お酒にはちょっとよろしくないイメージもあります。
ただ、最近はお酒の種類も多種多様で、アルコール度数の低いものやノンアルコールなどお酒に弱い人でも気軽に楽しめるものも増えてきました。 また、お店ではなくテイクアウトしてオンラインでつながりながら楽しむなど、飲み方も多様化してきました。

もしよければ、これまで避けてこられた方も少しチャレンジしてみてはいかがでしょうか。もちろん、お酒大好きな方々は、肝臓をいたわりつつこれまで以上に楽しんでいただければと思います。
ぜひ、自分に合った美味しいお酒を探してみてください。