言語とインターネット
2021年10月13日
Column
エンジニアのKSです。(入社2年目)
でも今回はプログラミング言語ではなくて、自然言語の話です。(笑)
最近、ひょんなことからオンラインの言語交換学習コミュニティに参加しています。
そこでは様々な国の人が集い、語学の学習をしています。僕は英語と中国語を学習しています。それを通じて感じたことをまとめました。
エンジニアの仕事をしていてつくづく思いますが、インターネットによる私達の生活の変化は凄まじいものがあります。インターネットは昔に比べ高速になり、テレワークが主流になった今、ビデオ通話やファイル共有など、快適に仕事をすることができますよね。
また、国内だけでなく、海を超えて高速にデータをやりとりできるようになりました。日本にいながら、世界中の人と繋がることができてしまうのです。
海外旅行経験の無い僕も、そんなインターネットの恩恵を受け、外国の人々と会話ができることに感動を覚えました。
さて、そんな便利な世の中は、果たして良いことだけでしょうか?
現在、世界で話されている言語は圧倒的に英語と中国語です。インターネットの普及とともにグローバル化が進み、急速に言語の統一が進んでいます。
現状はあくまでコミュニケーションの共通語として英語が存在していますが、長い年月が経つとどんな変化があるでしょうか。アイルランド語や地方の方言など、話者の少ない言語は消滅の危機にあるものも少なくありません。話者1億人そこそこの日本語も決してその例外ではないと思います。
文化のアイデンティティとも言える言語が失われる可能性があることについて、皆さんはどう思いますか?