コラム

第10回目のおすすめの本をご紹介していただくのはエンジニアのINさんです（入社3年目）

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今回私がおすすめするのは東京都が発行している「東京防災」です。

こちらは平成27年9月1日に都内の全家庭に配布されたのでお持ちの方も多いかと思います。
(私はそのとき都内に住んでいなかったため別途購入しました。)
なるべく多くの方の役に立つ・関心があるコンテンツが良いかなと思いこちらを紹介します。

はじめに
東京防災という名前になっていますが、東京在住の方以外にも役に立つ内容がたくさん書いてあります。

ざっくりとした内容は下記の通りです。

大震災シミュレーション（地震発生の瞬間から避難、生活再建までをシミュレート）
今やろう防災アクション（今すぐできる災害の備え）
そのほかの災害と対策（地震以外の東京に潜む様々な災害と対策の解説）
もしもマニュアル（災害発生時に役立つ知恵や工夫をイラスト付きで解説）
知っておきたい災害知識（災害に関する知識のまとめ）

全体で300ページほどあるので上記の中から個人的に役に立つ内容だなと思ったものを少し紹介したいと思います。

発災時のNG行動
こちらは地震が起きたときにやってはいけない内容が記載されています。
不要不急の電話をする電気のスイッチを操作するといったことはついやりがちな行動なので避けたいと思います。

最小限備えたいアイテム
人によって必要なものは変わってきますが、被災時に最低限準備しておきたいアイテムや、実際に被災地を経験して重要だと感じたものが記載されています。
私事ですが今年からキャンプを始めまして、こういった被災時にも役に立つかもしれないなといった観点も踏まえて道具を揃えたりしています。(本の内容とは関係ありませんがキャンプ超楽しいのでおすすめです。)

もしもマニュアル
こちらはもしものときに役に立つ「知恵」や「工夫」を集めた章になっています。
怪我をしたときの応急処置の方法や身近なものを利用して生活するのに必要な道具の作り方などが記載されています。
画像で上げている内容の他にも長ズボンを使ったリュックサックの作り方や、空き缶を使った簡易コンロの作り方など、なるほどと思う工夫がたくさん載っています。

最後に
ちなみにこの本は下記の東京都のホームページで無料公開されています。
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/…/100…/1008074.html

ただ個人的にはいつでも読めるように書籍版も130円(税抜)で購入したり、Kindleなどの電子書籍としてダウンロードしておくのがおすすめです。

この本が活躍するようなことがないといいなと思いながらいざというときのために備えておきたいと思います。