苦手なことを克服する
第32回目のコラムは公認会計士のTYさんです(入社4年目)
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財務・経理を担当している公認会計士のTYです。
「少しずつでも前進している感覚があると楽しいんです」
すこし前に藤井総太五冠のニュースが流れていた時、苦手なキノコを回避するのではなくあえて挑戦する姿勢を見せていることについて、笑顔でこう語っていたと紹介されていました。
若くて頭もキレて、何でもそつなくこなしそうな藤井総太五冠が実は「キノコが苦手」ということに吹き出しそうになりましたが、「苦手なことを克服することに楽しみを感じている」ところに共感しました。
私は昔から体育が大の苦手科目で、逆上がりもなかなかできなかったため、昼休みの強制練習会にも召集されていました。
そんな私がグルーコードに入社したのと同時期にCrossFitをはじめて、苦い思い出しかない鉄棒と再会しました。
懸垂はCrossfitの中では基本的な鉄棒種目として位置づけられていますが、
はじめは鉄棒に10秒ぶら下がるだけでも大変でした。
でも、時間をかけてコツコツと練習をすることで
* 高強度のゴムバンドを使って懸垂ができるようになった
* 低強度のゴムバンドでもできた
* ゴムバンドなしで逆手で1回できた(はじめて1年・2019/10)
* 順手で1回できた
* 数回連続でできた
* おもりをつけてできた(with10kg plate はじめて3年9か月・2022/06)
と少しずつですが一歩一歩前に進め、成長することができました。
得意なことは今までたくさん努力をしてきた分、ある程度のところまで達すると伸び悩むことも多くなりますが、苦手なものはまだ手をつけていないことも多いうえに、克服するまでの道のりが長い分「できた!!」と達成感を味わえるポイントが多く、たくさんの「少しずつでも前進している感覚」を得られます。
そしてこの感覚は、私たちに多くの自信を与えてくれます。
私自身、懸垂ができるようになったことで鉄棒種目に自信を持てるようになり、Crossfitをはじめたころは自分が挑戦するとは思ってもいなかった、Crossfitの鉄棒種目での最難関「Bar Muscle Up」を、中強度のゴムバンドを使ったり、コーチにサポートをしてもらって練習しています。
私たちは、他人も過去に起こったことも変えられませんが、自分のことは自分自身の意志次第で良くも悪くも変えられます。
キノコでも鉄棒でも、自分が苦手なものに挑戦し「少しずつでも前進している感覚」を楽しむことで、毎日の生活をよりしあわせに変えられるのではないでしょうか。