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おすすめの本:みんなが欲しかった! FPの教科書 3級

第14回目のおすすめの本をご紹介していただくのはエンジニアのMSさんです(入社3年目)

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私が紹介する書籍は「みんなが欲しかった! FPの教科書 3級」になります。
本の紹介で資格書?と思う方もいるかもしれませんが、経緯だけでも読んでいってください。

一つ前のコラムでSSさんが
『皆さんは休日をどのように過ごされていますか?』と問いを投げていますね。
私はたくさんゲームをプレイして過ごしています!
今は話題のFINAL FANTASY XIVをプレイ中、なのですが

こんな時勢ですので家で気軽にできるゲームには需要があるのか、私的にとても魅力的なタイトルが続々発売されています。
続々発売されるので次々購入してを繰り返していて、ふと思うことがありました。

『こんなにたくさんゲーム関連にお金をかけて大丈夫か?』
『有事や老後のためにもっと貯金するべきでは?』
と。

ごくごく一般的な日本人よろしく、私にも老後や将来に対する不安というものがぼんやりとありました。
『私はどのぐらいのお金をどんな手段で蓄えておけば楽しく暮らしていられるのか。』という、非常にぼんやりとした課題感…。
この課題感に少しでも立ち向かうべく、最近お金に関する本を数冊買ってはみたものの、これが難しい。
というのも本に書いてある内容が正しいものなのか、判断がつかない。
そして何だかどの本も何となく胡散臭い、と感じてしまう。

そんな内容を友人に相談したところ
『いきなり偏った考え方に染まっても良くないので、まずは資格書を読んで体系的な知識を身につけてみては?』と勧められ、購入したのが今回紹介する書籍です。
今のところ資格の取得を目的としているわけではなく、資産運用や資産設計、その他お金に関する知識一般を得るためにこの書籍を利用しています。
(とはいえ何だか勿体ない気もするのであと数回読んだ後に資格試験にもチャレンジしてみようとも思っております。)

前置きが長い。
以下から書籍の紹介です。

中身は大きく以下の6章に分かれています。
1. ライフプランニング
2. 保険(リスクマネジメント)
3. 金融資産運用
4. タックスプランニング
5. 不動産
6. 相続・事業承継

いくつかある資格書の中でも図解と計算方法に関する説明が丁寧で、体系的なお金に関する学習の一歩目として、素人にはとっつきやすい書籍でした。

いくつか章の内容と所感を抜粋すると

『ライフプランニング』の章では生涯の生活の設計を行うにあたって基礎的な知識を学ぶことができます。
特に資産設計の章では例題として、具体的な資産状況と運用状況からいつの時点でどの程度の資産を形成できるのか、細かく計算する手法が身につきます。
自身の資産状況と運用状況(私はそもそも資産運用を始める前段階ですが…)と照らし合わせれば、今持っているお金をどう利用していくべきなのかという課題を解決する糸口になります。

『金融資産運用』ではどんな手段で自分の持っている資産を運用して、これを増やしていけるか、リスクを避けるために一般的にはどうするのかなどを学ぶことができます。
大変恥ずかしながら私はとんでもなくマネーリテラシーが低いので国が推奨する『つみたてNISA』や『iDeCo』などの施策に対する認識が殆どなく、この章を通して初めて有用なものであると認識しました。

『タックスプランニング』の章では『どんな所得に税金がかかり、どんなことをすると(税金の計算時の)所得が減らせるか。』が体系的に理解できます。
具体的に年末の確定申告を怠るとどのような損があるのか学ぶことができます!
確定申告大事!

私同様にお金に関する漠然とした不安がある方、お金に関する知識なんて殆どないぞという方にとてもおすすめの書籍です。