COLUMN

コラム

おすすめの本:すみません、金利ってなんですか?

第38回目のおすすめの本を紹介していただくのはエンジニアのJTさんです(入社7年目)

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おつかれさまです。JTです。
最近まったく本を読んでないのですが、そういえば半年くらい前に一冊だけ買いました。

それがこちらです。
以前どなたかも書かれていた記憶がありますが、めいっぱいお金の話。

きっかけは娘の学校の宿題でした。
税金とか年金とかいろいろ聞かれて、これがまたいまいちはっきりと答えられず…。
親として不甲斐ない、ということで手にとってみたのがこの本でした。

で、中身はというと。
金利、預金、投資、税金、保険、年金などなど、お金のことに詳しくない著者が元国税局勤務のお金のプロに教わった内容を、対話形式でまとめたものです。

金利の仕組みから始まり、源泉徴収や確定申告、住宅ローンといった生活に直結するような実用的な内容が多く、銀行の役割や税金、クレジットカードの仕組み、景気の見方など興味深い話が載せられています。
また、保険や共済についての知識やアドバイス、年金のお話など、今後の私達の生活を考えていく上でのポイントになるような話も非常に分かりやすく書かれています。

こういったお金の話は、そもそもこれまで学校で習うこともなく、それなのに税金や保険、年末調整など大人になるとまるで知ってて当たり前のように扱われがちですが、この本を読むと普段は漠然とやっていることの意味が非常にクリアになります。

高校では今年からようやく金融教育というのが始まるらしいですが、なんの下地もない私にとって、この本で得た知識をもとに賢くお金と付き合っていきたいと感じた一冊です。

…とは言っても、肩のこるような難しい話はほとんどありませんし、あくまで何も知らない筆者が「とにかくプロに聞いてみた」という感じの、広く浅く軽~い読み物です。
それでも、ここまで知っていればまずは十分というくらいの話が読みやすく整理されていますので、興味がありましたら一度めくってみてはいかがでしょうか。